DeNA佐野が逆転サヨナラ満塁弾「自分のスイングをしようと思った」
「DeNA9-6広島」(24日、横浜スタジアム)
DeNAの主砲・佐野が劇的な逆転サヨナラ満塁本塁打で2連勝とした。
九回1死満塁、広島一岡の外角高めの直球を強振。高々と上がった打球の行方を見ながら勝利を確信し、右腕を突き上げながら悠然と一塁へ向かった。3試合連続の、大きな一発になった。
「すごく緊張していたのでほっとしています。最高です。自分を信じて自分のスイングをしようと思って打席に入りました。前の打席もチャンスで打てなくて、最後に仕事ができてよかったなと安心しました」
2点を追う九回、広島のクローザーとして登板した一岡から、柴田が死球、代打山下が四球で出塁。無死一、二塁から梶谷が右前適時打を放ち1点差。続くオースティンが四球を選び無死満塁とした。
ロペスは一飛に倒れたが、続く4番佐野が一振りで決めた。佐野の満塁アーチは代打で打った2019年4月4日・ヤクルト戦以来。自身2発目。
ラミレス監督は素晴らしい結果に終わって良かったと思います。あしたは5割がかかっている。ベストを尽くして5割に戻したい」と話した。