ロッテ・鳥谷、初スタメンも3の0…井口監督の期待に応えられず

 「西武3-2ロッテ」(23日、メットライフドーム)

 最後まで快音は響かなかった。ロッテ・鳥谷が「7番・三塁」で移籍後初スタメンも3打数無安打。チームも1点差で敗れて4位に転落した。

 二回無死から一ゴロに倒れると、以降も死球、二ゴロ、遊飛とHランプをともせず。「相手がサイドスローの投手。レアードが得意ではないタイプなので」と井口監督は起用の意図を明かしたが、期待に応えられなかった。

 新天地では守備固めでの出場がほとんど。限られた打席の中で18日の日本ハム戦(札幌ドーム)では移籍後初安打を放っていたが…。

 入団会見の際、鳥谷は「現状は空いたところに入ってチャンスをつかむ方法しかない」と言った。好機はまた巡ってくるはず。次こそ逃しはしない。

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