日本ハム・栗山監督 天敵千賀にやっと勝った「遥輝さまさま」

 「ソフトバンク1-2日本ハム」(21日、ペイペイドーム)

 日本ハムが接戦を制した。18年の8月10日から6連敗中だった天敵・千賀に苦しみながらも、何とか攻略。開幕から6カード目にして、初めて初戦を白星で飾った。

 制球に苦しむ千賀に六回までわずか3安打に抑え込まれた打線だが、1点を追う七回に反撃した。

 1死走者なしから代打で出場した横尾が左翼線への強烈な二塁打。その後2死三塁とし打席には西川。千賀の156キロの内角直球をさばくと、打球は右翼フェンスを直撃する同点の適時二塁打。その後2死一、三塁から、2番手の嘉弥真から近藤が右前適時打を放ち、勝ち越した。

 栗山監督は「それまでに仕掛ける場所を探しているけど、なかなか簡単にはいかない。あそこでよくやってくれた」と、勝利の糸口を作った横尾を評価。その上で「本当に(西川)遥輝様々ですね」と主将も褒め称えていた。

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