高校球児よ、才能見せつけろ!高野連&NPB「合同練習会」甲子園と東京ドームで開催

 球児にとって、最高の舞台が整った。日本高野連は20日、日本野球機構(NPB)と共催する高校生を対象とした合同練習会を8月29、30日に甲子園、9月5、6日に東京ドームで開催することを発表した。参加者は基本的に所属校の所在地によって、東西各会場へと振り分けられる。

 コロナ禍で春夏の甲子園が中止となった選手にとっては、これ以上ない舞台が用意された。甲子園は言うまでもなく高校野球の聖地。目指すべきだった場所でアピールすることができる。東京ドームは全天候に対応。雨の心配もなく存分にプレーすることが可能だ。

 強肩強打で今秋ドラフト候補の磐田東・二俣翔一捕手(3年)が「いいピッチャーだったり、いいバッターだったりたくさん集まると思うので。自分の中では楽しみ」と心待ちにしているように、全国の実績に乏しい選手にとっては絶好のチャンスとなる。

 参加条件であるプロ志望届の提出期限は当初の8月21日から同18日へ前倒しされた。併せて合同練習会参加届と診断書などが必要。視察機会の平等性確保のためNPBスカウトのほか大学、社会人、独立リーグなどの関係者も入場できる。史上初の試みは、次のステージにつながる腕試しの場となりそうだ。

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