中日・梅津 6失点、3回1/3自己最短KO
「阪神11-3中日」(19日、甲子園球場)
直球を制御しきれなかった。梅津は6失点で自己最短となる3回1/3で降板した。引っ掛けたボールも多く4四球。置きにいった球を逃さず打たれる悪循環で「ストライクを取りたい球が真ん中付近に集まってしまった」と悔しがった。
一回、不調の1番近本にいきなり完璧に捉えられて中前打。続く糸原には制球が定まらず四球。冷静さを保てず、連続適時打を浴びるなど3失点と立ち上がりに失敗。「先制点を取られず、球数を増やさないようにしたい」との意気込みとは正反対の投球となった。
身長187センチで150キロ超えの速球を投げるスケールの大きさに寄せられる期待は大きい。2勝3敗と負けが先行した苦しい今季。ここが正念場だ。