須磨友が丘の唯一の女子部員「本当に楽しかった」コロナ影響で大会中止も全力サポート
「高校野球兵庫大会、神戸国際大付7-1須磨友が丘」(18日、ほっともっとフィールド神戸)
ともに汗を流してきた仲間たちの勇姿を、一番近くで目に焼き付けた。「みんなと一緒に試合に出てる気持ちでした」。ボール“ガール”としてグランドに立った須磨友が丘唯一の女子部員、割鞘世奈選手(3年)は、少しだけ瞳を潤ませながらナインに感謝した。
入部から2年半、楽しいことばかりだった。男子しかいなかった野球部にたった一人で飛び込んでから、毎日同じだけの練習メニューをこなし、誰よりも多く自主練に励んだ。彼女自身、本来なら女子の連合チームで全国大会にも出場する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で大会は中止に。それでも、落ち込む姿は見せず「最後はチームが勝てるように」と自らノッカーを務めるなどして、サポート役に徹した。
この日、チームは強豪・神戸国際大付に1-7で敗れたが「一緒に野球ができて本当に楽しかった。これからも野球は続けます」と笑顔を見せた割鞘さん。最高の仲間と過ごした時間を胸に、女子野球の世界舞台を目指していく。
◆割鞘 世奈(わりざや・せな)2002年10月1日生まれ、17歳。神戸市西区出身。右投げ右打ち、内野手。父と兄の影響で小3から「西神少年団野球部」に入団。西神中時代は「オール兵庫」にも所属し、全国大会を経験。須磨友が丘2年時には、Uー18女子日本代表の最終候補に選出された。50メートル走7秒5。勝負メシはからあげ。




