中京大中京・高橋 甲子園で155キロだ!智弁学園との強豪対決に武者震い

 智弁学園との対戦が決まり、ポーズをとる中京大中京の(左から)高橋宏と印出ら
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 新型コロナウイルスの影響で中止になった今春のセンバツ出場校に選ばれていた32校を甲子園に招待し、各校が1試合ずつ戦う「2020年甲子園高校野球交流試合」の組み合わせ抽選会は8日、主将によるオンラインで行われた。中京大中京は智弁学園と対決が決まった。

 中京大中京・高橋宏斗投手(3年)が難敵との対戦に武者震いした。相手は近畿大会4強の智弁学園。注目の最速153キロ右腕は「(乱打戦だった)近畿大会の智弁和歌山戦のイメージがある。全国レベルのチーム。油断できない」と気を引き締めた。

 チームとして臨む最後の公式戦。勝利を目指すとともに、自身の目標は変わらず「甲子園で155キロ」だ。しかし、それはあくまで春の時点の目標。現在は上方修正した。

 「155キロは最低限。点を与えない投球をしたい」。今年の初実戦だった6月20日の愛知・愛工大名電戦で、いきなり自己最速を3キロ更新する153キロを計測。好左腕の松島らも控えるだけに、本番で完投する可能性は低く「マウンドに上がったらトップギアで投げていく」と全力投球を宣言した。

 ドラフト1位候補の呼び声も高いが、進路は大学進学の方針を示している。この日も「(進路のスタンスは)変わりない」と話したが、甲子園での投球次第では、プロ側のラブコールはさらに殺到しそうだ。

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