1イニング3死球のオリックス山本 次イニングに西武・山川に2打席連続の死球

 「西武-オリックス」(5日、メットライフドーム)

 六回にプロ野球タイ記録となる1イニングに3死球を与えたオリックスの山本由伸投手が、七回にも死球を与えた。

 山本はオリックス2点リードの六回、山川に152キロのシュートで死球、1死後、中村にも150キロのシュートで右上腕に死球で一、二塁。栗山遊直の2死から木村に今度は抜けたカーブが左肩付近に当たる死球となった。

 パ・リーグでは2015年のオリックス・塚原以来となる1イニング3死球。史上11人目のプロ野球タイ記録となった。続投の山本は2死満塁のピンチを川越を二飛に打ち取り、ピンチを切り抜けた。

 オリックスのリードが5点に広がった七回。外崎の遊ゴロの際に1点を失った山本は2死走者なしで山川を迎えた。フルカウントからの6球目、152キロのシュートは山川の手をかすり死球となった。2打席連続死球に球場は不穏な空気に包まれた。

 この試合では二回に安達の中前打で、本塁に突入した二走のロドリゲスが本塁憤死。そのスライディングの際に走路を避けていた西武・森に対してスパイクを向けたことで、川口球審から警告が発せられていた

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