ロッテがオリックスを史上初“6タテ”7年ぶり8連勝 レアードV5号

8回ロッテ無死、勝ち越しの中越えソロを放ったレアード(右手前)を“寿司ポーズ”で迎えるロッテナイン=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ6-5オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが史上初となる同一カード6連戦6連勝を達成した。難敵・山本由伸を粘り強く攻略。同点で迎えた八回にレアードが決勝5号ソロを放った。前カードから通じた連勝は、13年の5月以来、7年ぶりとなる8まで伸ばした。

 初回に3失点。それも相手は球界屈指の好投手。だが、ロッテ打線の勢いは止まらなかった。二回、一塁失策と四球にも乗じ1死満塁とすると、8番・田村が中前に運んで2点を返す。さらに、三回には先頭打者の荻野が二塁打で出ると、1死三塁から遊ゴロの間に生還し、同点に追い付いた。四回には藤岡の適時打。五回には再び田村のタイムリーが出て勝ち越した。

 八回に一度は同点とされたものの、その直後にレアードが中越えに5号ソロを放ち、すぐさま勝ち越し。九回はジャクソンが締めた。

 先発の美馬は初回の3失点から立ち直り、7回3失点と試合をつくり2勝目を挙げた。

 オリックスは初回にT-岡田の2号2ランなどで3得点したが、以後、美馬を攻略しきれなかった。山本も厳しいコースを攻めたところがボールになり、二回以降、苦しい投球が続いた。

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