オリックスのドラ1・宮城「最初は緊張」も1軍相手に2回無失点 西村監督「楽しみ」

紅白戦の8回、オリックス・スティーブン モヤ(手前)を遊ゴロ併殺打に仕留めるオリックス・宮城大弥=京セラドーム大阪(撮影・北村雅宏)
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 「オリックス紅白戦、白組7-6紅組」(27日、京セラドーム大阪)

 ドラフト1位・宮城大弥(興南)が紅組の3番手として七回から登板。1軍中心の白組を相手に2回無失点と好投した。

 先頭の西村に右前打を許すが、中川をチェンジアップで中飛に打ち取るとモヤは直球で遊ゴロ併殺打に打ち取り無失点。

 八回は危なげなく三者凡退に斬った。

 プロ入り後、プロアマ交流戦での登板はあるが、1軍選手との対戦は初めて。

 「最初は緊張してどうなるか分からなかったですが、結果的に抑えられて良かったです。まずはストライク先行のイメージで投げていきました」

 この日のMAXは148キロ。同期でロッテ・ドラフト1位の佐々木が160キロを出し話題となっているが「ライバルとは思っていない。自分の実力では届かない選手。近づけるように頑張っていきたい」と話した。

 西村徳文監督は「いいとは聞いていたがその通りの投球だった。ヒットのあともしっかりダブルプレー。ボールもいいけど、マウンド上で落ち着いている。高卒ルーキーにしてはいいものを持っている。いいものを見せてくれた。楽しみですね」と素材を高く評価していた。

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