楽天が自主練習で40選手が一同に 三木監督「コンディション上げていく」

 楽天・三木肇監督(42)が20日、開幕を見据えて選手の状態を上げていくことを優先する考えを示した。

 この日から自主練習のグループ分けが6グループから2グループに変更。楽天生命パーク宮城では40選手がまとまって練習する形になった。現状で6月中旬以降とされる開幕へ指揮官は「そこに向けて練習の強度、いろいろな面での準備が選手にとって必要になる。こういうタイミングがいいのかなと思った」と練習方変更の意図を説明した。

 その上で、新型コロナ禍でチームの活動休止期間などがあったことから「全体的に練習量が少なくなってしまったのは事実」と話し、今後の自主トレ期間は「個々のコンディションを上げていくことを優先的に考える」と実戦練習よりも個別練習の時間を重視していく考えだ。

 開幕して以降についても「イレギュラーなシーズンになるのは間違いない。その時の状況でいろいろ変わってくると思うので、柔軟性を持って、臨機応変に、工夫をしながらチャレンジしていくことが多い」と話した。

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