梨田氏がコロナ感染から50日ぶりに退院「命を救っていただいた」
近鉄、日本ハム、楽天で監督を務めた野球評論家の梨田昌孝氏(66)が20日、新型ウイルス感染のため入院していた大阪府内の病院を退院した。所属事務所が発表した。
梨田氏は3月25日に倦怠感を訴え、同28日に発熱。同30日に呼吸困難の症状が現れ、31日には重度の肺炎と診断された。4月1日に新型コロナウイルスの感染を確認。重篤により集中治療室(ICU)での治療が続いていたが、回復して4月17日に一般病棟に移った。
5月6日に2回続けての陰性を確認。不整脈の症状が見られたため、この日まで入院していた。
梨田氏は所属事務所を通じてコメント。「何よりもまず私の命を救ってくださいました医療従事者の方々には深く御礼を申し上げます。皆さまのお陰で私は一命を取り止めることができました。この先も皆様のことを決して忘れることなく、救っていただいたこの命を大事に私の役割を果たして参ります」と医療従事者へ感謝。
また、ファン、野球関係者に向けて「ご迷惑とご心配をおかけしました。特に入院時から集中治療室を出るまで、皆様には大変ご心配をおかけしていたと報告を受けております。意識が戻りましてから、皆様の温かいご声援を知りました。皆様の存在が、一日も早い復帰に向けて、私の背中を押してくれています。今後は自宅にて体力の回復に向けて静養を続け、プロ野球が開幕しスタジアムに歓声が戻ることを心待ちにしながら、現場での仕事復帰を目指す予定です」とメッセージを送った。
さらに今後に向けてもコメントを発した。「大変困難な状況が長く続く中、医療従事者の方々は昼夜問わず身を挺して多くの感染者の治療にあたり、人々を救ってくださっています。私もその一人です。この度の医療従事者の方々の懸命な治療への敬意と感謝を胸に、今後は、微力ながら社会への貢献をしていきたいとも考えております。また、今回のことを通じて、球界への恩返しは私の使命だと感じております。本格的な活動にはいましばらく時間を要しますが、球界の発展とスポーツが皆様の健全な生活や希望となることに寄与できるように努める所存です。どうぞ皆さま、今後ともよろしくお願いいたします」と意欲を示していた。



