巨人の菅野智之投手（３０）が１９日、東京ドームでの１軍練習に参加してブルペン入りし、相手役を務めた小林誠司捕手（３０）から太鼓判を押された。

　開幕投手に向けて調整は順調に進んでいる。この日は打者を立たせて実戦を意識した投球練習を行った。久々に菅野とバッテリーを組んだ小林は「いつ開幕してもいいような球の質、角度で驚きましたね。常にしっかりと自分で準備をしてきたんだなという印象です。いつ開幕しても、最高のパフォーマンスができると思います」と絶大な信頼を寄せた。

　菅野は最短開幕の６月１９日を意識している。投球練習後に「調子はすごく良かったですね」と振り返ったエースは「強度も徐々に上げていきたいです」と今後のプランも明かした。

　過去４度、開幕バッテリーを組んでいる同級生コンビ。昨季の開幕戦は広島打線を７回１失点と抑え込みながら黒星を喫したが、実績は申し分ない。共同作業でチームを３年ぶりの開幕星へ導く。