阪神は18日、岩田稔投手が自らも患う1型糖尿病研究の支援を目的に設立した「岩田稔基金」の400万円を、根治を目指す研究に助成することが決まったと発表した。18日までにオンライン取材に応じ「早く根治してほしいという思いしかない。ようやく進み出しているのかなと思う」と期待を寄せた。
高校時代に1型糖尿病を発症した岩田はプロ入り後、1勝につき10万円を寄付するなどの活動を続け、2017年にNPO法人「日本IDDMネットワーク」とともに基金を設立した。「1勝でも多く勝ち星を積み重ねて、チームのためにも、この病気の根治のためにも頑張っていきたい」とコメントした。