プロ野球「社会の常識とずれてはいけない」開幕日決定は22日以降へ持ち越し

 日本野球機構(NPB)は11日、オンラインによる臨時の12球団代表者会議を開催。新型コロナウイルスの影響で延期となっている開幕の日程や対応について協議し、オールスター(7月19日、20日)の中止を決定した。

 緊急事態宣言が延長となっていることもあり、開幕の日程決定は先送り。感染者が減少傾向にあるものの、一部では制限の緩和などにより人出が増えていることで、2週間後の推移を見守る方針となった。

 22日に同会議を開催する見込み。斉藤コミッショナーは「22日になってくるとそうとう見えてくる。ここのところちょっと、日本も緩和している。この現象が20日過ぎに出てくる。これを見ないといけないというのが先生(専門家)のご意見」とし、22日に開幕日決定となる可能性を示唆した。

 6月半ばから下旬の開幕を目指す方針で一致していることも明かしたが、慎重な姿勢も崩さず「選手、ファンの皆さんのためにもできる限り日にちを決めたいが、そのことが社会の常識とずれてはいけない。明るいスポーツなので強行するなんてことはあってはならない。みんなが楽しみにしている、そういう状況になれば決めたい」と語った。

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