がん闘病中の大島康徳氏、PCR検査受けていた「ハードル高かった」一度は対象外
ステージ4の大腸がんを公表している元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳氏(69)が7日、自身のブログ「ズバリ!大島くん」を更新。3月にPCR検査を受けていたことを公表。受診できるまでに困難があったことを記した。
「実は、私はPCR検査を受けました。結果は、勿論陰性でした。受けた時期は3月初めでした。」と初めて明かした。
「はっきり申し上げてとっても!ハードルは高かったです。私は、69歳。ステージ4の癌患者。抗がん剤治療を受けている。高熱が続いている。それを伝えても保健所の答えは『対象ではありません』でした。」と簡単には受けられなかったことを説明。
「電話をかけた妻はその答えにうなだれました。しかし、私は諦めずに二度目の電話で粘り窓口の保健所職員の方から保険医の方に直接話を聞いて頂きたい、とお願いし何とか保険医の方に辿り着くことができました。」
「そして『大島さんは対象です!』という言葉をいただくことができたのでした。本当にありがたかったです。」と検査が受けられるようになるまで、かなりの困難があったことを記している。
その上で、受診目安が37・5度にこだわらなくなったこと、唾液によって感染有無を調べる方法があることなどのニュースに「PCR検査のハードルがいかに高いかを実感した私はずーっとその状況を心配しながら見守ってきました。だから明るい兆しが見えてきて本当に良かったと思っています。」と記した。
また、追伸として、「保健所の皆様の仕事量の多さについては、最近になって知ることでありました。全てのシステムが構築されて保健所の方の負担が上手く分散されるようにと願っています。保健所の皆様、お疲れ様です」と感謝の言葉を述べている。