ソフトバンク・千賀 脳内鍛え固定概念一掃!新フォームで開幕臨む
ソフトバンクの千賀滉大投手(27)がいまだ見通せない開幕にフルモデルチェンジして臨むことを明かした。3日、自主練習中のペイペイドームでオンライン取材に対応。ゼロベースから自身を見つめ直し、開幕を迎えるつもりだ。
春季キャンプでは右ふくらはぎの張りや右前腕部の違和感で1カ月以上ノースロー調整を強いられた。だが3月末にキャッチボールを再開し、今では90メートルの距離を投げブルペン投球も可能な状態に。「そこ(開幕)の週に合わせられるように準備したい」と語った。
鍛えているのは脳内だ。ダルビッシュ(カブス)や則本昂(楽天)をはじめ、自主トレをともにした選手らと野球に対する議論を深め、一度固定観念を一掃することを決めた。
「これまでの肉付けではない。今までのものは一切捨てている。今までがA千賀なら、これからはB千賀を出せるように」
今年4月に始めたインスタグラムでも、従来とは違うフォームでのキャッチボール動画を投稿。自己研さんを続ける右腕はステイホーム中も先を見据えて生まれ変わる。