ヤクルトの石山泰稚投手（３１）が１７日、“主夫”として開幕に備えていることを明かした。「子どもたちと遊んだり。毎日成長を確認できるのが」と優しいパパの顔を見せる。

　我慢の中に、明るい希望の光を探す。現在は規則正しい生活が送れているといい、「妻と食事面で相談して、献立を考えたりして」と笑う。家族みんなで過ごせる時間を前向きに捉え、野球ができないもどかしさも押し殺している。

　この日は神宮での自主練習に参加し、キャッチボールやランニングなどで調整。今年は守護神候補として復活を期すシーズン。「できる限りの努力と予防をして、開幕日に合わせて調整します」。５月中の開幕断念など難しい状況は続くが、うつむかずに来るべき時を待つ。