東都大学野球は今春リーグ戦と入れ替え戦の通常開催を中止

 東都大学野球連盟は17日、オンライン会見を開いて今春リーグ戦と入れ替え戦の通常開催の中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大で加盟チームの地域に緊急事態宣言が出され、ほとんどのチームが活動を自粛中。部員や関係者の健康や安全を考慮して、2戦先勝の勝ち点制を断念した。

 対戦方式の変更については首都圏の緊急事態宣言が解除されてからの協議を予定している。戦後初のリーグ戦となった1946年秋以来の1試合総当たり制のほか、8月12日開幕に延期された全日本大学野球選手権代表校選出のためトーナメント戦も視野。今後の状況を注視しながらあらゆる可能性を模索していく。

 通常は2戦先勝で行われている入れ替え戦の中止は当時1部所属だった亜大が出場停止となり、2部で優勝した立正大が自動昇格した2005年春以来となる。昇格機会を逸したチームへの救済措置についても議論していくことも示唆した。

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