広島の松山竜平外野手は12日、マツダスタジアムでの練習で意欲的に鍛えた。打撃では元同僚の丸佳浩外野手(巨人)のフォームをまね、右足を上げた際にバットのグリップを下げる「ヒッチ打法」に挑戦。鋭い当たりで屋内練習場に快音を響かせ「いろいろとやれる時間はある。いいものを試してみようと思っている」と研究熱心だった。
34歳のベテランであっても開幕が不透明な状況に「不安でしかない」とこぼした。難局を乗り切るために気持ちを切らさず「とにかく体をなまらせないようにしっかりと振り込み、トレーニングしている」と話した。