巨人モタ 8打席連続三振で交代…完封食らって5連敗 OP戦最下位に

 「オープン戦、オリックス1-0巨人」(6日、京セラドーム大阪)

 巨人はモタが上がり目を見せられず、2三振で交代を告げられた。これで3日・日本ハム戦の最終打席から8打席連続三振。2月28日に支配下選手契約を結んだ怪力助っ人が、出口の見えない暗いトンネルに迷い込んでいる。

 二回2死の第1打席は山岡が投じたスライダーに手が出ず、見逃し三振。五回の先頭で立った第2打席は1バウンドの変化球に手が止まらず、空振り三振に倒れた。公式戦の連続三振記録は9打席。外角の見極めに苦しんでいるのが現状で、正念場を迎えている。

 モタは試合中、球団広報を通じて「明日また切り替えて頑張ります」とコメントした。原監督に交代を進言した元木ヘッドコーチは「支配下になって満足してるのかなって一瞬思っちゃう」と苦言。「練習で飛距離ばかり意識しているから。ドラコンじゃないんだから。ゲームのために打たないといけない」と厳しい言葉を送った。

 チーム全体でも散発4安打無得点。原監督は「相手投手がすごかったね」と先発の山岡に脱帽した。これで引き分けを挟んで5連敗となり、12球団最下位に転落。新外国人のパーラは首の違和感でこの日も別メニュー調整。2週間後に迫る開幕へ、今こそ手綱を締め直す時かもしれない。

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