日本ハム輝星 甲子園、無観客でも輝け!6日阪神戦登板へ 栗山監督が期待

 日本ハムの栗山英樹監督(58)が5日、2軍で調整していた吉田輝星投手(19)を6日から始まるオープン戦の関西遠征で1軍に呼び、甲子園で行われる6日の阪神戦に登板させる考えを示した。

 中継ぎとして短いイニングを投げる予定で「輝星も甲子園で『本当に野球をやれてよかったな』と思って最初は投げていたはずだよね」と栗山監督。「そういう原点、一番大事な魂みたいなものを持っていてほしいので…。思い出してほしいよね」と期待を込めた。

 吉田輝の甲子園登板の意図を熱く語る栗山監督は、ビジターでの阪神戦が決まった時からプランを温めていた。新型ウイルス感染拡大の影響により無観客試合になるが、その中で見せてもらいたいことがある。剛球でライバルを次々とねじ伏せ、夏の甲子園決勝まで進んだ高3時のようながむしゃらな投球だ。

 1回無安打無失点で終えた前回登板のDeNA戦(2月24日、名護)では、投じた13球のうち12球が直球という内容。久々の甲子園でも真っ向勝負を貫けば、指揮官のハートを射抜けるはずだ。

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