「プロアマ交流戦、大商大-阪神」(5日、鳴尾浜球場)
今秋ドラフト候補の大商大・吉川貴大投手(3年・開星)が阪神とのプロアマ交流戦に先発し、1軍争いをしている高山や大山ら相手に、5回2安打無失点の圧巻投球を披露した。
プロ相手という緊張もあってか、制球が定まらず6四死球を与えるなど、満塁のピンチを背負う場面もあったが、この日最速146キロの直球に加え、大きく曲がるカーブを有効的に使い要所を締めた。
会心の当たりを許したのは、五回の高山の中前打のみ。リーグ戦開幕を前に、視察したスカウト陣へのアピールに成功した。