智弁和歌山・高嶋名誉監督 21世紀枠のためにも「ぜひ開催を」

 智弁和歌山名誉監督の高嶋仁氏(73)は4日、センバツの開催可否について「21世紀枠のチームのためにもぜひ開催してあげてほしい」とコメントした。

 今大会の21世紀枠は平田(島根)、帯広農(北海道)、磐城(福島)。46年ぶり3度目の磐城以外は初出場だ。「強豪校は夏も甲子園出場のチャンスはあるかもしれないが、21世紀枠のチームにとって、今大会は貴重なチャンス」と思いやった。開催されたとしても無観客となるが「こんな時に大会をやってもらえるなら、それだけでありがたいこと。十分です」と、選手が甲子園でプレーできることを第一と捉えた。

 高嶋氏は2018年で監督を勇退。孫の奨哉内野手は智弁和歌山の1年生として在籍している。

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