オリックス・漆原が支配下登録、背番号は65に
オリックスは20日、育成の漆原大晟投手を支配下選手登録したと発表した。
背番号は127から65に変更。年俸は推定で420万円となった。
漆原は「聞いたときのうれしい気持ちからもっと気を引き締めてという気持ちに変わりました」と表情を引き締めた。
ルーキーだった昨年、ファームで39試合に登板し1勝0敗23セーブ、防御率3・52でウエスタンのセーブ王のタイトルを獲得。オフにはプエルトリコのウインターリーグに参加し、ここでも13試合に登板し0勝2敗3セーブ、防御率0・77の好成績を残した。
「去年1年間いい経験をさせていただいた。あっという間でした。やっとスタートラインに立てた。打者に向かっていく投げっぷりの良さを持ち味にして自分の投球スタイルとしてやっていけたら」
福良淳一GMは「去年のプエルトリコの投球を見て、キャンプも見て1軍の戦力になれるだけのボールを持っていると確信しました。特徴を考えれば短いイニングで。抑えのディクソンにつなぐというところに入って来てくれたら最高」と期待した。
オリックスでは昨季シーズン途中に張奕投手、神戸文也投手が育成から支配下登録されている。