ヤクルト・高津監督が初“ぼやき” 投手陣10四球に「情けない…」
「練習試合、ヤクルト4-12楽天」(19日、浦添市民球場)
ヤクルトの高津臣吾監督(51)が初“ぼやき”だ。楽天との練習試合で、チーム最大の課題である投手陣が悪夢の10四球。「ストライクが入らない。プロとして情けないよね…」。3時間30分のロングゲームでの大敗に、肩を落とした。
前日の完封リレーから一転。浦添に影を落とした。開幕ローテを狙う高橋や新助っ人のクック、イノーアらがそろって四球を連発。昨季、勝利の方程式の一角を担った梅野も安打と四球がかさみ、球数の関係で予定されていた1回を投げきることができなかった。
投手陣の再建をテーマに掲げている高津監督も、試合後の全体ミーティングでは口を閉ざした。「これがヤクルトの現状。なんとかしていかないと…」。現状打破へ、大きく舵を切る。