DeNA・ドラ1森「打ってやろうと」対外試合初先発でマルチ ラミ監督絶賛で1軍も

 1回、右前打を放つ森(撮影・開出牧)
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 「2軍練習試合、DeNA12-4中日」(17日、アトムホームスタジアム宜野湾)

 DeNAドラフト1位の森敬斗内野手(桐蔭学園)が1番、遊撃で対外試合初先発した。

 「いつもと変わらずちゃんと準備したことをやろうと思った。先頭バッターなので、勢いをつけようと思いました。打ってやろうという気持ちでした」。

 初回に中日・福谷から痛烈な右前打を放ち初安打を記録。五回の3打席目は1死一、二塁で迎え、左腕・松葉と対戦。左翼への大きな当たりは風にも乗ってフェンス直撃の適時二塁打となった。対外試合初安打と初打点を記録した。

 森は8日の紅白戦で代打出場し、安打を記録。12日の練習試合中日戦(読谷)では、代打出場。四球のあと、左腕・浜田の前に見逃し三振を喫していた。

 「きょうは左ピッチャーに対して体をぶつけて打てたことが大きな収穫。前の中日戦では左ピッチャーに体が開いて、ボールが遠く見えた。しっかり意識して練習してきた」と5日間の修正能力の高さを示した。

 この日は3打数2安打1打点で交代。視察したアレックス・ラミレス監督は「最初の打席にいいヒットが出て、3打席目は左投手からほとんどホームランという当たりが出た。安定しているなという感じです」と絶賛。キャンプ中に1軍での実戦に呼ぶ可能性も示唆した。

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