ヤクルト・ドラ1奥川 やっとスロー解禁!右肘異常なし「気持ち良かったです」

 「ヤクルト2軍春季キャンプ」(1日、西都)

 ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=星稜高=は1日、2軍の宮崎・西都でキャンプイン。右肘の軽い炎症でノースロー調整を続けていたが、この日の再チェックで問題なしが確認され、早速シャドーピッチングが解禁になった。

 先月15日に封印されたスローイングの動作を再開。約10分間タオルを振り「肩慣らし」をした。久々に右腕を強く振り抜いた奥川は「気持ち良かったです。やっと野球をやっている感じがして楽しかったです」と満面の笑み。第1クール最終日の4日にはネットスローを開始する予定だ。

 真新しい背番号「11」のユニホームをグラウンドで初披露。現地には地元・石川県の放送局を含むテレビカメラ9台など、2軍では異例となる約40人の報道陣が集結した。

 そんな周囲の期待を「とてもうれしいことです」と真摯(しんし)に受け止めた18歳。浮かれる様子はなく「実際投げられていないので、しっかりこれから実力を付けていきたい」としっかり足元を見つめていた。

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