楽天・辰己涼介外野手（２３）が２２日、仙台市内の仙台北税務署で確定申告体験のイベントに参加。２年目の飛躍へ向けて、オフの自主トレでは分野ごとの専門家を集めた“スペシャルチーム”を結成し、徹底した体作りをしてきたと明かした。

　新人の昨季は１２４試合出場も打率・２２９、４本塁打。課題克服へ「シーズンを戦い抜くための体作りをやってきた」と辰己。そのために８日から約１０日間、愛媛県内での自主トレを敢行した。

　高校時代からの知人を介し、辰己１人に対してトレーニングもウエート、体幹、ヨガなど部門ごとのトレーナーが日替わりで付き、他にも「メディカル班や打撃投手など、２０人ぐらいにサポートしてもらった」という。

　単独トレを選んだ理由を「やりたいことに１日を費やすことができた」と説明。日々の内容もノートに書き込み今後へ生かしていく構えだ。「すごく濃い内容だった。キャンプから全力でやりたい」と今季は中堅の定位置を確保し、自らの真価を示す。