巨人・原監督セ共闘呼びかけ 交流戦10年連続負け越し&7年連続日本一のパ打倒へ

 巨人の原辰徳監督(61)が22日、都内で行われた12球団監督会議に出席。他のセ・リーグ5球団に“打倒パ・リーグ”へ共闘を呼びかけた。

 交流戦、日本シリーズで劣勢続きのセの代表として黙っていられない。12球団が一堂に会する会議中に、原監督がセの監督に異例のゲキを飛ばした。会議後、座長として記者会見に臨んだ原監督は「『交流戦、日本シリーズの対戦成績が悪すぎる。パ・リーグに対して闘志むき出しで戦う必要がある』ということを言った、『G』というチームの監督がいました」と会議での一幕を明かした。

 つまり原監督自らがセの監督に奮起を促し、パの監督に宣戦布告をしたというのだ。昨年の交流戦で巨人はリーグ1位の11勝7敗だったが、セ全体では2010年から10年連続負け越し。ただその巨人も日本シリーズではソフトバンクに4連敗。「糧として強いチームを作らないといけない」と語っていた。日本シリーズは巨人の12年日本一以降、7年連続パが日本一。さすがに危機感を覚えずにはいられなかった。

 「球界の発展、ファンのために12球団の監督は統一した意思を持っている」と原監督。野球ファンにセ・リーグ弱しと言わせないためにも盟主は“セ復権”へ鼓舞していく。

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