現役ドラフト制度を議論 今年中の合意目指す NPBと選手会が事務折衝

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が22日、都内で行われ、出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる現役ドラフト制度(仮称=ブレークスルードラフト)について議論を重ね、今年中の実現へ大きく前進した。

 NPB側は前日の実行委員会で取りまとめた12球団間の合意案を選手会側に提示。選手会側は2月のキャンプ中に選手たちと協議し、NPB側に返答する。選手会の森事務局長は「話し合うごとに溝は狭まっているという感覚」とし、NPB側の窓口となっている谷本選手関係委員長も「回を重ねるごとにお互いの理解は深まっている」と、意見の隔たりがなくなるつつある認識を示した。

 選手会の森事務局長は「何とか今年中にという方向で議論していただいていることは感じられた」とし「今年中にという感触は出てきている」と手応えを示した。双方ともに今年から導入するという方向性で議論を進めており、この日は合意には至らなかったが、決着が見えてきた。

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