侍・稲葉監督 五輪金へ“心中”だ「この選手というのを決めていかないと」

 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(47)が、東京五輪での金メダル獲得へ、“心中”できる選手を探す。17日、横浜市内のホテルで大学野球の指導者約150人を前に「人との出会い」をテーマに講演。自らの野球人生を振り返りつつ、巡り合った指揮官らから学んだことなどを明かした。

 多くの“気づき”を得た中で、ヤクルトに在籍していた2001年の経験も、現在の礎になっているという。開幕前、当時の若松監督から「1年間、使い続けるから」と告げられた。「恩返ししないといけないと思った」と、自己最多の打点を挙げるなど好成績をあげ、チームも日本一に。「この選手と心中しようという考え方を覚えた」と述懐した。

 プロ入り後は侍ジャパンも含め、8人の監督の下でプレー。積んできた経験を、現在に生かしている。“心中”もその1つ。「野手に関してはこの選手と、というのを決めていかないといけない」。登録メンバーが24人という少数での戦いとなる五輪本番へ思いをはせた。

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