楽天のドラフト１位・早川隆久投手（２２）＝早大＝が８日、オンラインで行われた「２０２１　ＮＰＢ新人選手研修会」に参加。野球の競技人口減少に「すごい実感しています」と危機感を示した。

　講義を行った侍ジャパン・建山投手コーチの「観客動員数が増えていることと裏腹に、野球の競技人口はどんどん減っている」という言葉に反応した左腕。「特に自分の地元も野球人口が減ってきてしまって」と自身が所属したクラブチームも消滅危機にあることを明かした。

　新型コロナウイルスの感染拡大でファンや野球少年少女との交流は制限される日々が続いているが、「オンラインでの野球教室というのはできると思います」と提案。球団のＳＮＳなども通じて「ファンとの交流っていうのをどんどん増やしていけたらなと思いました」と語った。