楽天・銀次「1年でも長く現役をやっていくため」自主トレ奮闘中

 楽天・銀次内野手(31)、島内宏明外野手(29)、塩見貴洋投手(31)、足立祐一捕手(30)の4選手が16日、沖縄県内の施設で自主トレを公開した。

 この自主トレでは股関節回りなどの強化に努め「1年でも長く現役をやっていくためのトレーニングをやっている。動きはすごく良くなってきた」と銀次。昨季は4年ぶりの打率3割を記録し、目標の40歳現役へ向けて体をいじめ抜いていた。

 昨季は故障もありながらシーズン序盤には4番も務めた島内は、銀次との合同トレに「バットコントロールがすごいし、勉強になる。お互いに高め合っていける存在」とし、打撃練習でも鋭い当たりを連発した。

 ここ数年間は腰痛に苦しんでいる左腕・塩見も「(プロ入り後の)9年間で一番状態がいい。充実している」と、トレーニングには手応え十分。「健康な体で1年間、野球をやりたい」とシーズン通して先発ローテを守ることを目標とした。

 太田、堀内ら若手との正捕手争いに臨む足立も「今年は例年以上に動けている。(競争に)本当に負けられない気持ちが大きい」と意気込む。チームを支える中堅選手が、それぞれの目標へ向けてハードなトレーニングで汗を流していた。

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