オリックスの増井浩俊投手が13日、自主練習に励む大阪市の球団施設で「クローザーに開幕から戻る。あと37で通算200セーブなので、達成できているのが一番いいイメージ」と11年目のシーズンの目標を掲げた。
昨季は登板53試合で1勝4敗18セーブ、防御率4・83にとどまり、2軍落ちや抑えから中継ぎへの配置転換も経験。6月に36歳となるベテランは巻き返しに燃える。この日の練習では、ネットスローで下半身の体重移動などを丁寧に確認した。
東京五輪の影響で開幕が約1週間早まる。キャンプ中の実戦登板にも意欲を示し「まずチーム内の競争に勝っていけるようにしたい」と話した。