野茂氏率いる少年野球チーム 西武・栗山チーム下す 敗戦も日本S出場への吉兆

拍手で出場選手を出迎える野茂氏(左)と西武・栗山(右)
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 元大リーガーの野茂英雄氏と西武・栗山巧外野手が大会委員長を務める小学生軟式野球の「第7回NOMO栗山オールスターゲーム」が13日、神戸市のG7スタジアム神戸で開催された。野茂氏が理事長を務めるNOMOベースボールクラブの本拠地・但馬地区代表の但馬少年野球連盟選抜と、昨年行われた栗山杯で活躍したチームを中心とした栗山ドリームチームが対戦。但馬少年野球連盟選抜が2-1で栗山ドリームチームを下し、3年ぶりに白星を挙げ、5勝2敗とした。

 総監督としてベンチ入りした野茂氏、栗山ともに1点を争う白熱した試合を堪能。3年ぶりに白星を挙げた野茂氏は閉会式の総評で「但馬チーム、勝ってくれてありがとう」と勝利を喜ぶとともに子どもたちに感謝した。昨年は序盤に緊張からミスが出て敗れた。野茂氏は「去年こういうことがありましたよと」とアドバイス。「前から言っていたので、声も出ていましたし、それで勝てたのかと思います」と話した。

 「悔しいです」と敗戦に苦虫をかんだ栗山だが、「気持ちのぶつかり合い。楽しく充実したゲームだった。そういう意味では満足している」と気合の入った戦いに刺激を受けた。

 一昨年、昨年と勝って西武は連覇を達成した。3連勝はかなわなかたったが「ここで2回勝ってCSで2回負けた。今日、負けたので日本シリーズに行けるでしょう」と吉兆ととらえていた。

 毎年、成人の日に行われるオールスターゲーム。恒例行事が終わればキャンプインまであとわずかとなる。「仕上げの段階に入っていく。仕上がり具合を確認していきたい」と故郷の空気を吸って気持ちを新たにしていた。

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