ヤクルトドラ1奥川が遠投「伸びのある球を意識」池山2軍監督は絶賛「マー君だね」

キャッチボールをして調整するヤクルト・奥川恭伸=ヤクルト戸田球場(撮影・堀内翔)
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 ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)が12日、新人合同自主トレで初めての遠投。同自主トレ終盤でのブルペン入りを誓った。

 吐く息が、白く染まる。この日の戸田球場はあいにくの曇り空となったが、その空へ糸を引くような白球が伸びた。期待の新人・奥川の初遠投だ。練習後に、奥川は「体を大きく使い、力を抜いて伸びのある球を意識して投げました」と振り返った。

 視察に訪れていた池山隆寛2軍監督(54)は、その球筋にほれぼれした。「奥川はマー君だね、いいよ!!。マー君も入ってきたときは、あんな感じだった。細身でね」と絶賛の嵐。それでも奥川の満足度はまずまずの様子…。「タイミングのズレが生じると、ボールにばらつきが出る。今日はいいときもあれば、あまりよくないときもありました」と今後はフォーム固めにも着手していく予定だ。

 話し合いながら進めていく、新人合同自主トレのメニュー。当初は70メートルの遠投予定も、右腕自らが志願して80メートルに伸ばしたという。今後は何度かの遠投段階を踏み、ブルペン投球へと入っていく方針で、奥川も「自主トレの終わりの頃に立ち投げでもいいので入れればいい。傾斜を使って投げられるようにしておきたい」と意欲たっぷりに前を向いた。

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