ロッテ二木、背番号18に 前任・涌井との対決可能性も「先にマウンドは降りたくない」
ロッテは24日、二木康太投手(24)の背番号が「64」から「18」に変更すると発表した。
二木にとって、球団からのでっかい“クリスマス”プレゼントになった。「18」は楽天に金銭トレードで移籍した涌井が背負っていたエースの称号ナンバーだ。
「(野球を始めた)小さい頃から10番台があこがれだった。自分でもビックリした。もらった以上は何が何でもやるの気持ちが強くなった」
背番号変更を申し出たのは二木だった。ここ数年、満足できる成績が残せず、心機一転もあって、秋季キャンプ終了後に松本本部長に伝えた。
松本本部長が20日、「頑張れよ」の声とともに提示したのは、思いもしなかった番号の「18」だった。
涌井には電話で連絡したそうで。「マジか?」と言われたそうで、「前に付けていたのはすごい投手だったので、先輩を追い越せの気持ちです」
涌井と対戦する可能性は大いにある。「ムチャクチャ意識しそうですが、涌井さんはしないだろうなあ。でも、先にマウンドは降りたくないですね」
井口監督からは「来年は大暴れしてくれ」と激励された。
16、17年に7勝、18年は4勝(7敗)、今季も7勝(10敗)と2ケタ勝利の壁を破れなかった。
来季は心機一転、18を背負って、エースの姿を見せる。