城島氏、15年ぶりにソフトバンク復帰へ 20日にも会見
ソフトバンク、米メジャーのマリナーズ、阪神で活躍した城島健司氏(43)が新設されるポスト「王貞治球団会長付」として15年ぶりにソフトバンクへ復帰することが18日、分かった。あす20日にも就任会見が開かれる予定だ。
詳細な職務内容は分かっていないが、強化、運営、普及といった面で全般的にアドバイザー的な役割を期待される。かつてバッテリーを組んだ工藤監督との関係も良好で、現場との意思疎通に障害はない。
日米18年のプロ選手生活を終えた後、表だった野球の「仕事」はあえて遠ざけてきたが野球への情熱は隠せない。周囲には「王会長や野球へ恩返ししたい思いはある。指導者じゃなくGMもやってみたい」と語っている。
王会長もここ数年は「ジョー(城島氏)はいつユニホームを着るつもりなんだ。早い方がいい」と言及。工藤監督は残り2年の契約を満了すれば王監督の14年に次ぐ7年の長期政権となり、状況的にも城島氏は次期監督の有力候補といえそうだ。