ヤクルト・近藤6700万円で更改 ワクチン寄付で感謝状「励みになる」

 ヤクルト・近藤一樹投手(36)が17日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万増の6700万円でサインした(金額は推定)。

 今季は59試合に登板して3勝3敗19ホールド、防御率3・57。3年連続で50試合以上に登板し、ブルペン陣を支えた。それでも「もっと投げられたなという感覚と、チームの足を引っ張らない内容にも、もっとできた」と反省が口をついた。

 来季はプロ19年目を迎える。年齢との戦いを現実として受け止め「維持が一番大事なことかな。最低でも維持。改善できるところや伸びしろがあれば、上げられたらいい」と抱負。「かみ合えば優勝できる戦力は整っているはず。派手なスーツで、ここに(契約更改に)来られるようなシーズンにしたい」と、自身初となる優勝を渇望した。

 また、契約更改後には、認定NPO法人『世界の子どもにワクチンを 日本委員会』から感謝状が贈られた。オリックス時代の09年からの10年間継続する活動に対してのもの。投球1球につき5本の小児用ワクチンをアジア諸国の子供に寄付してきた。「何度もケガをしていた時に、1球を無駄にしないために始めた。励みになる。少しの気持ちですけど、継続してできるだけ長く、ユニホームを着ている間はずっとやりたい」とさらなる貢献を誓っていた。

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