巨人の田口麗斗投手（２４）が１４日、稲城市立稲城第二小学校を訪問し児童らと一緒に餅つきに参加し楽しいひとときを過ごした。

　同校の関係者の話によれば、この餅つきは参加した選手が翌年に大活躍するという縁起のいいイベントだという。古くは０７年ルーキー時代の坂本勇が、昨年は桜井が参加しており、いずれも翌シーズンは目を見張る飛躍を遂げた。

　田口自身も１年目の１４年に参加し、翌１５年にプロ初登板初勝利を挙げるなど３勝をマーク。その後のブレークにつながった。「１年目にやって、これが上昇気流に乗るきっかけになった。ちょっと今落ちつつあったんで、またこれをきっかけにして頑張りたい」と“験担ぎ”を完了し、白い歯を見せた。

　さらに来季に向けては、「餅は中身が詰まっているからおいしい。今季は内容だけ見ると防御率であったり、大事な場面での一発があった。（来季は）しっかり内容も求めながらこだわっていきたいと思います」と力を込めた。