楽天・由規、パ仕様スパイクでフル回転だ
完全復活の道は足元から-。楽天・由規投手(30)が10日、来季は球場のマウンドに合わせてスパイクの刃の数を変える考えを示した。今季登板は本拠地での1試合のみ。だが1軍でのフル回転を目指す来季は、登板経験が少ないパ・リーグ球場での対応を試みる。
「これまでスパイクの刃はずっと、自分の感覚で6本だった」と話す由規。だが、来季からは「例えば球場によって変えてみようかとも思っている」というプランを明かした。
「マウンドが高い、傾斜がきついところなら刃の本数が多い方が(地面を)かむ」と来季は8本刃、9本刃とさまざまなタイプを球場ごとに確認。安定したパフォーマンスを発揮して「1年間、1軍でフル回転したい」という目標を達成するつもりだ。