巨人・小林4000万増で大台1億円「まさかいけると思っていなかった」

 巨人・小林が都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万増の年俸1億円でサイン。6年目での大台到達に「まさかいけると思っていなかった。うれしい」と笑顔がはじけた。

 今季は炭谷の加入や大城の台頭で、出場は4年ぶりの2桁となる92試合にとどまり、打率・244、2本塁打、19打点。一方で盗塁阻止率は4年連続リーグ1位の・419をマーク。大塚淳弘球団副代表(60)は「フレーミング(ストライクゾーンぎりぎりのボール球をストライクに見せる捕球技術)や、配球力も高い」と総合的な守備力を評価したという。

 本人は更改後に単年契約であることを示唆したが、来季中にも国内FA権の資格取得条件を満たす予定とあって、複数年契約を結んだ可能性もある。「何も考えてない。1年1年勝負」。この日は最優秀バッテリー授賞式にも出席し「来年もこの賞を取れるよう頑張りたい」と活躍を誓った。

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