巨人・鍬原、サイドスローに挑戦の来季は「後がない、前向きに」現状維持でサイン
巨人・鍬原拓也投手が5日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1650万円でサインした(金額は推定)。
プロ2年目の今季は15試合の登板で0勝1敗、防御率4・74に終わった。「悔しいシーズンでした」。
今季、終了後には原辰徳監督に勧められてサイドスローに挑戦することが決まった。背番号は、29から46に変更となる。
2017年年度に中大からドラフト1位で入団した右腕。来季は、ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す山口俊投手が抜けた穴を埋めるべく、先発ローテの一角として期待されている。「後がない状況。後ろを向かず、前向きに考えていきたい」と強い決意を示した。