「ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳ　２０１９」（２６日、グランドプリンスホテル新高輪）

　西武勢が表彰式を席巻した。首位打者賞の森、最多安打者賞の秋山、最多本塁打の山川、最多打点者賞の中村の４人が勢揃い。打撃６部門中４部門を占めた。

　森は今季は打率・３２９で首位打者を獲得。捕手では野村克也（南海）、古田敦也（ヤクルト）、阿部慎之助（巨人）に続く、史上４人目の快挙を達成。野村氏、古田氏らそうそうたる名前に続いたことを問われると「すごい人と頭並べることができてうれしく思います」と笑みがこぼれた。

　最多本塁打賞の山川から、ライバル意識をあらわにされた最多打点者賞の中村は「これだけ意識されるんだったら、意識するしかないかな」とポーカーフェースで平然とかえして会場を沸かせていた。