阪神の原口捕手、医療施設を訪問 子どもらと交流、寄付贈呈

 大腸がんから復帰を果たしたプロ野球阪神の原口文仁捕手(27)が21日、神戸市中央区の小児がん患者らの医療施設を訪問し、子どもらと交流した。「野球ができることは当たり前ではないと改めて思ったし、頑張るきっかけの一つになった」と笑顔で話した。

 施設にはチャリティーグッズの収益に自身の寄付を加えた計100万円を贈呈。子どもとキャッチボールや、サインしたユニホームを手渡したりしてふれあい、施設で療養する小学5年の男児は「僕も原口選手のように一生懸命頑張っていきたい」と声を弾ませた。

 原口捕手は1月にがんを公表し、手術とリハビリを経て5月に実戦復帰した。

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