天理 4強進出!夏8強の仙台育英を撃破 瀬2ラン含む3安打5打点

 「明治神宮野球大会・高校の部準々決勝、天理8-6仙台育英」(16日、神宮球場)

 高校の部では5年ぶり5度目の出場となる天理が、仙台育英を下して4強進出を決めた。勝利に貢献したのは先制2ランを含む3安打5打点の活躍を見せた瀬千皓外野手(1年)。近畿大会決勝の大阪桐蔭戦でもソロを放った1年生が全国の舞台でも躍動した。初出場の白樺学園は初勝利。大学の部では金沢学院大が19年ぶりの出場で初勝利を挙げ、東海大はサヨナラで東北福祉大を下した。

 快進撃が止まらない。奈良3位から勝ち上がった勢いのまま、夏8強の仙台育英を下した。立役者はメガネをかけた瀬だ。あと二塁打でサイクル安打という3安打5打点の大暴れに「(2ランは)うれしくて一周回るのが速かったです」と笑顔を見せた。

 四回に自身通算6本目となる2ランを左翼席に運び、六回の三塁内野安打では一塁にヘッドスライディングを敢行。七回2死満塁では走者一掃となる右越えの勝ち越し3点適時三塁打を放った。視力が「0・1もないです」と小学生時からメガネを使用。守備時には黒いレンズをかぶせ「サングラス仕様」にも変身し、臨機応変の対応で勝負に挑む日々だ。

 瀬は「まだまだ強い相手が来るので自分のできることをやっていきたい」と力を込めた。強打の1年生がチームを引っ張る。

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