侍ジャパンが大乱打戦を制す 韓国との決勝前哨戦で10-8 3番丸が今大会初の猛打賞

韓国に勝利し笑顔の日本ナイン=東京ドーム(撮影・金田祐二)
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 「プレミア12・2次ラウンド、日本10-8韓国」(16日、東京ドーム)

 侍ジャパンが14安打で10得点を奪い、大乱打戦に勝利。17日に再び韓国と戦う決勝へ弾みをつけた。

 20歳で今大会初先発の韓国左腕イ・スンホに対し、二回に菊池の適時打で先制。すぐに同点とされたが、三回に坂本の左越え二塁打をきっかけに猛打爆発。鈴木、浅村の連続適時打など5連打でイ・スンホをKOし、一挙6点を奪った。

 四回に岸が6安打を集中されて5失点。だが、大野が五回無死満塁のピンチを何とか無失点でしのぎ、直後の五回に山田、丸の適時二塁打で2点を加えてリードを広げた。3番に入った丸は今大会初の猛打賞と活躍した。

 再び1点差に迫られた七回には、近藤の押し出し死球で1点を追加。対韓国では09年WBC1次ラウンド以来、10年ぶりの2桁得点となった。

 韓国はエース左腕ヤン・ヒョンジョンを温存。投手陣が8四死球を与える大荒れの内容だった。17日の決勝では日本が初優勝、韓国が2連覇をかけて再び激突する。

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