侍ジャパンが難敵メキシコを撃破 坂本が猛打賞&美守披露 16日に運命の日韓戦

2回、適時打を放ち、ベンチへガッツポーズをする坂本(左)=撮影・出月俊成
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 「プレミア12・2次ラウンド、日本3-1メキシコ」(13日、東京ドーム)

 侍ジャパンが難敵メキシコを撃破。3勝1敗でメキシコと並んで首位タイに浮上し、決勝進出に王手をかけた。16日に2次リーグ最終戦、運命の韓国戦(東京ドーム)を迎える。

 不振の男がついに目覚めた。稲葉監督の打順の組み替えが奏功。2番に入った坂本(巨人)が二回に今大会初タイムリー初打点をマークするなど、猛打賞で勝利に貢献した。遊撃の守備では二回2死無走者の場面で三遊間の深い位置に飛んだゴロをさばき、ノーステップで送球してアウトにするファインプレーも披露した。

 鈴木(広島)はこの日も4番の仕事を果たした。初回、左前打の坂本が起点となり、2死二塁の好機で迎えた第1打席。左腕ラミレスからきっちり中前適時打を放ち、先制点を呼び込んだ。今大会ここまでの6試合すべてで安打。「チームとして何とか先制点がほしい場面だったので良かった」とうなずいた。

 二回までに3点を奪って主導権を握ると、安定感抜群の投手陣がリードを守り切った。今永(DeNA)が6回1安打1失点。バトンを託されたリリーフ陣も甲斐野(ソフトバンク)、山本(オリックス)、山崎康(DeNA)が無安打無失点でつないで逃げ切った。4投手の継投で1安打1失点、15奪三振の快投だった。

 敗れたメキシコは3勝1敗。決勝進出をかけて、15日に韓国戦に臨む。

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