侍・稲葉監督 魅せた“鉄壁”投手リレー「このまま継続」

 「プレミア12・1次ラウンド、日本8-1台湾」(7日、台中インターコンチネンタル野球場)

 2連勝で2次ラウンド進出を決めていた日本は7日、1次ラウンド最終戦で台湾と対戦し、8-1で完勝。各組上位2チームが進む2次ラウンドは、11日から日本で始まる。 

 今後に大きな意味を持つ1勝をつかんだ。地元・台湾との全勝対決で投打に圧倒しての完勝劇。1次ラウンドを3戦全勝で終えた稲葉監督は「台湾は非常にいい打者が多い中でみんなが粘り強く、いいピッチングをしてくれたと思います」とうなずいた。

 先発・今永を三回で交代させ、継投策を選択した。「今日は捉えられだしたら代えていこうと決めていた」。大野、山岡、甲斐野、岸、そして8点差の九回はセットアッパーの山本をつぎ込んだ。その山本こそ1点を失ったが、最後まで主導権を握らせなかった。

 前夜で2次ラウンド進出を決めたが、同ラウンドでは今回の台湾戦の勝敗が持ち越される。ミーティングでこのことを改めて伝え、引き締めた指揮官。選手が応え、実質的な2次ラウンド1勝をもぎ取った。

 チームは9日に帰国し、11日の2次ラウンド初戦に備える。「ピッチャーはもともとみんないいので、このまま継続してやってくれたらいいと思います」。前回3位の雪辱を期す今大会。最高の形で東京へ戻る。

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